皆さんこんにちは😆
島根大学医学部医学科6年の白鳥博之です。第7回定期会でリハビリテーション、作業療法士って何するの?〜IPEを踏まえて〜を話させていただきました。
そして色々な人が聴きに来てくれて本当に嬉しかったです。
管理栄養士のたまご
作業療法士のたまご
医師のたまご
看護師かつ院生さん
作業療法士さん
理学療法士兼ケアマネージャーさん
老人ホーム施設長
と様々な方に時間をとっていただき本当に嬉しかったです。総勢14名。
耳だけ参加の方もおられて嬉しく思います。
自己紹介
リハビリテーション、作業療法士について
多職種連携教育について
ADL(activity of daily living)
改めて自己紹介を含めてリハビリテーションと作業療法士の定義について話をさせていただきました。最初にオンライン上みんなに作業療法士のイメージを聴きました。
「リハビリテーション、作業療法士のイメージ」について
低学年と高学年ではイメージに差異があるかもしれませんが、特にリハビリテーションに関しては医学生もほとんど学びません。「優しい」というイメージがあるのは嬉しいですね(笑)
定義から少し噛み砕いて話をさせていただきました。
自分も発表はしているものの、調べながら行ったので情報の整理にもなりました。言語聴覚療法っていうのは法律の言葉の定義としては無いことは初めて知ったことです😎
そして作業療法士というのは作業療法士の学生や現場のOTさんも「作業」という言葉に悩む時期があるのも事実で、私自身「作業療法士、医療従事者には向いていないのかもしれない」と本当に悩んでいたこともありました。そういうことも踏まえて伝えられたら良かったなと思います。
一つだけ言えるいえるのは「向いているか向いていないか」ではなくて、
「その人、利用者さん、患者さんのために自分ができることに対して全力でサポートしたい」
という思いがあれば職種なんか関係ないんだと思っています。
その職種にはその職種にしかできないことがあります。そして全てが一人できる職種なんかはこの世に存在しません。そして究極的には職種ではなくて、その人にしかできないことだってあると思います。
私は〜という職種だから〜はできないとかこれ以上は考えられないとかそういうことではないと思っています。
・ボランティアさん
・近所のおせっかいさん
・親戚の人
・友達、同級生など
・病院の事務の方
・近所のおじいちゃん、おばあちゃん
・地域の学校の先生
色々な人や立場の人、地域の人がその人のために自分ができることを探しながらサポートするものだと思います。だからこそ、学生の時に「その人となりを知ること、わかること」が大事なことなんだと思っています。
次に多職種連携教育について話しました。
私は、研修を受けたわけでもありませんが自分なりに調べてみんなと共有しました。「連携」ってどんなイメージをもちますか?と聞いたところ
・難しい
・見方が全然違っておもしろい
・実は楽しい!
・これなくして地域生活は支援できぬ
・色々な職種の人が共通の目標に向かう。実感できると楽しい
・チーム、輪
・分野の垣根を超えて共通の問題に対して協働していくこと
・色んな職種の視点から考える
・協働のためのプロセス
・自他をしる 楽しく働く
でした。なかなかいいイメージなのは、SiPSという集まりだからでしょうか?(笑)
IPEの歴史と連携についてイメージを用いながら「連携」という言葉を噛み砕きました。
こんな感じでみなさんがそれぞれ連携について考えるきっかけになってくれたらありがたいなと思いました。
連携を考える上で、医師、作業療法士、理学療法士、看護師、介護福祉士の国家試験をみんなでときました。他の分野の国家試験をみるのは本当に学びが多いと私は思っています。全ての人がICFについて考えられるようになるとスッキリすることも多いのではないかと思います。
そして最後にADLについて「できるADL」と「しているADL」について話をしました。ADLと一言でいっても色々な職種からのADLの評価があります。ちょっとでも持ち帰ってもらえるものがあったら嬉しいなと思いました。
現場の方からカルテ記載について「多職種連携ができるようになるためのわかりやすいカルテは?」という質問をうけて、学生にとってもとてもいい刺激になったと思います。
長くなりましたが本当に長い時間聞いてくださってありがとうございました😉
MCのちかちゃんも大変だったかもしれませんが、本当にありがとう!!安心してお話ができました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。