みなさんこんにちは😉
先日行われた第12回日本プライマリ・ケア連合学会で「学生が主導で多職種連携を実践するSiPSの立ち上げと活動〜コロナ禍の1年を振り返って〜」を発表してきました〜!そしたらなんと、最優秀発表賞という名誉ある賞をいただきました〜😆本当に驚きと嬉しさというのはこのことなんだなと思いました。この賞は私、発表者が1人で行ったことでも成し遂げたことでもありません。スライド作成から発表原稿の作成にあたっても活動してくれているメンバーと共に発表の前日の夜まで練り上げ、多くの人の想いや関わりを何よりも大事にしてきました。そして、この賞をもらうために活動しているわけではなく、今回の賞をきっかけに、また新しい取り組みや連携に繋がるのではないかとワクワクしています。
少し記事を書く機会をもらったので、内容と展望をちょこっと伝えることができればと思います。
内容は2019年12月にSiPSが立ち上がり、千葉大学専門職連携教育センターの朝比奈先生、井出先生を招聘し、みんなでIPEを学ぼう!というイベントまでのスタートアップ期、コロナ禍でも積極的にオンラインでイベントを続けてきたこと、そして京都大学医学研究科医学コミュニケーション学の岩隈先生を招聘し、健康の社会的決定要因(SDH)についての対面とオンラインのハイブリッドイベントを行ったことを発表しました。
多職種連携というのは言葉を聞いたことない状態で社会人になる人は非常に少ないと思います。しかし、言葉では聞いたことがあるけど実際にどんなことを「連携」というのか?を説明できる人は多くはないと思います。私も学生の身分で「これが連携なんです!」なんていっちょ前に語ることはできません。
しかし、SiPSの活動を通して感じた中で答えの一つとして、色々な場面で連携の仕方、考え方も人それぞれ違う。ということは専門職間にとっても連携という言葉は違うということが背景にあると考えはじめました。
ではその違いを学生のうちに、どのように把握することができるのでしょうか?その答えの一つは学生のうちから他学部の学生と時に遊び、時に飲み、時に遊び。。。。も大切ですが、自分自身の価値観について話しながら他者を認め、その違いを楽しむことだと思っています。このSEVEN HOPESはそんな想いから出来上がりました。特に活動の中で心がけてきたことは気づきを繋ぐことで互いに成長できるのではないかと考えています。具体的には、イベントを振り返りどんなことで躓いたか?どういう気持ちになったかということをシェアすることが大事だと思います。
またこの発表を機に、ポスターを作っていただきました。(この写真は島根県立大学出雲キャンパスに貼られています)島根大学地域医療支援学講座だけではなくなんと、島根県立大学のキャンパス内や西川病院の中にも貼らせていただけることになりました☺️本当に嬉しい限りです。こういうご縁ができたのもメンバーの一人ひとりが何かしら問題意識や疑問を感じながらも「多職種連携は難しそうだけど楽しい」「繋がるって面白い」と少しでも思っている仲間が増えてきているのではないかと密かに思っています。
活動を通して色々な人と人との繋がりができる一方で色々な課題ももちろん見えてきます。全部把握することはもちろん難しいかもしれません。しかし、学生のうちに考えられたことはそのまま社会人になったときにいつかきっと役にたつと信じてやみません。
現在は月に2回ほど定期会をしています。定期会というのはその人が自由に話をする会です。4月から数えてもう5回ほど行ってきました。薬剤師のお話や大田市と食の話、すみもっちゃんやそうしくんの話、お米ちゃんの話と本当に色々な人の価値観を感じることができて毎回その凄さに感服しています。
これからも色々な人が見に来てくれたりすると嬉しいです。気軽に連絡ください。
最後になりましたが、島根大学医学部地域医療支援学講座の佐野先生をはじめとしたstaffの方々、島根大学ダイバーシティーの河野先生をはじめとした様々な方々が関わってくださって色々なイベントができています。本当にありがたいことだと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも宜しくおねがいします。
島根大学医学科6年 白鳥博之(はくちゃん)