第10回定期会でお話をさせていただきました島根県立大学看護栄養学部健康栄養学科の山口みくです!今回は私の趣味「推し活」をきっかけに自分の考えや価値観が大きく変わったことにより、私の人生が大きく変わりました。そのことについて皆さんの意見や考えを聞いたり共有したいと思い、お話をさせていただきました🙌
まずは私の自己紹介から始めます☺
私は島根県の浜田市出身で海と山しかない町で育ちました。田舎ならではの特色だと思うのですが、人間が少なく、どこで何をしていても誰かに見られていてすぐに話が広まってしまうようなところでした。その中で上手く人間関係を築ける人にとってはとてもいい環境なのですが「内気」で「ひねくれている」私にとってはとても窮屈で正直生きづらかったです💦
そんな私は大学進学を機に一人暮らしが始まりました!親から金銭的な援助はもちろんありますが、人目を気にせず、家事やアルバイトなど楽しく過ごし、思う存分一人暮らしを謳歌していました🌷
そんな中最も私が自分のことを変えてくれたのが今回のテーマ「推し活」です!
高校の頃から好きだったのですが、当時自由に使えるお金もなかったため、ひたすらギガ制限を節約しながらアイドルをネットから見て陰ながらに応援していました。しかし先ほども言ったように一人暮らしでアルバイトも出来て、自由に使える時間とお金を手に入れた私はそれはもう周りが引くほど「推し活」にのめりこみました(笑)
彼らのおかげで私は小さな町の小さな集落の中の関係しか知らなかった私に外の世界を沢山見せてくれました。自分の知らない土地に行くことだけでなく、そこで色んな友達に出会わせてくれました。同じアイドルを推している友達や通りすがりのオタクたち、ゲストハウスで仲良くなったバックパッカーたち、海外で仲良くなった多国籍のオタクたち、年齢性別国籍関係なく本当に多種多様な人たちに出会いました。今まで一歩踏み出す勇気が持てずうじうじしていた私に「やってみよう」という行動変容のきっかけをくれました。そのおかげでコミュ力と行動力がアホのように付きました(笑)
私の話が長くなりましたが、本題はここからです!
そんな「推し活」は私を大きく良い方向に変えてくれましたが、世間的には「オタク」に対してあまりよくない印象を持っている人が多いように感じます。それはオタク自身も同じことを思っている人は多いように感じます。そこで私は「オタク」や「推し活」がアイドルやキャラクターが好きな人だけに限ることではないということを知ってほしいと思いました!
というのも「推し活」とは自分の好きな物・事・人に対してお金や時間などを使って愛でたり応援したりすることを言います。つまりここにアイドルやキャラクターといったくくりはないのです!アウトドアが好きな人もスポーツが好きな人も一般的にいう趣味=「推し活」だと私は思っています。
そして私が最も伝えたいことは、自分が「愛される」ことよりも「愛する」ことによって心の寂しさや不安は消えるということです。私も自分にない物ばかりに目がいって、他人が持っている物が羨ましく、自分というもの持てていませんでした。
しかし、推しに出会い、自分も変わりたい!と思えたことで見た目だけでなく性格も大きく変わり、自分という人生が楽しくなりました。だから自分と同じように生きづらい生活をしている人がいたら、あなた自身が気づいてなくてももっと自由に生きてわがままに生きていいんだよということを伝えたくて今回こういう話をさせていただきました。
この報告資料を見て下さった方にも私はたくさんお話して、いろんな価値観や考え方を共有し合いたいなと思っています。そして最後に、みなさんに問いたいです。
「あなたの推しは何ですか?」